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弁護士紹介

小野宙 弁護士

おのひろし

弁護士・小野宙

ごあいさつ

当事務所は,令和4年3月に大阪市北区南森町・大阪天満宮からもほど近いエリアで開設されました。関西一円の地域の皆様のお役に立てるよう、幅広い分野の問題に取り組んでいます。
法律事務所は敷居の高いところというイメージを持たれ、相談しにくいと感じられている方が大勢いらっしゃいます。そのようなイメージを払拭できるよう、気軽に相談ができる開かれた事務所を目指しています。
ご相談・ご依頼などございましたら、お気軽に当事務所までご連絡ください。

経歴

2010年3月 京都大学法学部 卒業
2012年3月 京都大学法科大学院 卒業 2013年12月 司法修習(第67期)
2014年12月 弁護士登録(大阪弁護士会所属)、大阪市内の法律事務所にて勤務
2022年3月 ひろ法律事務所開業

インタビュー

親戚の法律トラブルをきっかけに法律家を目指す

弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。

高校1年生の頃に親戚が法律トラブルに巻き込まれたことがあり、困っている親戚を見て「力になりたい」と思ったことがきっかけです。それまで法律を身近に感じることはなかったのですが、法律トラブルは誰にでも起こり得るものだと実感し、法律家を志しました。

裁判官、検察官、弁護士とある中で最終的に弁護士を選んだのは、法科大学院で現役弁護士の講義に感銘を受けたからです。「弁護士は法律の知識を総動員して人の人生に関わる素晴らしい仕事」という話を聞いて、弁護士になる決意をしました。

注力分野を教えてください。

相続や成年後見に注力しています。相続は誰もが経験する身近な問題です。一般の方にとってもっとも身近な問題を解決することに意義を感じています。

また、高齢者が財産トラブルなどに遭うことなく、安心して老後を過ごせるようにサポートしたいという思いから、成年後見にも注力するようになりました。高齢者や障害者の総合支援をする弁護士会の委員会に所属して、精力的に取り組んでいます。

相続は基本的に近親者の間で起こる問題です。それまで仲のよかった兄弟や親子が、相続を巡って対立するのはとても悲しいことです。弁護士が介入することで決定的な破綻や断絶を回避できるケースもあると思いますので、当事者が良好な関係でいられるような解決を意識して対応しています。

インタビュー・小野宙
法律事務所内・打ち合わせブース

「故郷が見たい」介護施設にいるご依頼者様の思いを叶えた和歌山旅行

仕事をする上で心がけていることはありますか?

ご依頼者様にとって最善の解決を目指すことは当然のことですが、何が最善かを見極めることがとても大事だと考えています。

100パーセントの勝利を求めるご依頼者様もいれば、相手方も納得できる平和的解決を求めるご依頼者様もいます。ご依頼者様が大切にしていることは何かを見極め、適切な方法を選ぶことが大切です。

また、ご依頼者様に合わせた話し方をしています。ゆっくり丁寧に話した方が伝わる人、端的に説明した方が伝わる人など、ご依頼者様は千差万別です。ご依頼者様のために働くことが弁護士ですので、その人の考え方や性格などを考慮した上で、適切なリーガルサービスを提供することを心がけています。

これまでの弁護士活動で印象に残っているエピソードはありますか?

私が後見人を担当していた方から「故郷が見たい」と言われたことがありました。その方は大阪の介護施設に入居していたのですが、出身地である和歌山にどうしても行きたいということでした。

なんとかその方の願いを叶えたいと思い、施設の人に相談して許可をもらい、介護タクシーを手配したり、施設の職員さんに同行をお願いすることで、和歌山旅行を実現することができました。

日帰り旅行ではあったものの、出身小学校や中学校を見てまわったり、地元の友人に会うことができたり、その方もとても満足されておられました。

弁護士の仕事はトラブルに対処するだけでなく、この案件のようにご依頼者様に心の安らぎを感じていただくような、人生のサポートをできる仕事もあります。こうした仕事をこれからも続けていきたいと思っています。

「まずは相談」と思って、早めにご相談ください

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

休日は子どもと過ごしています。平日は一緒にいられる時間が少ないので、休みの日はできるだけ一緒に過ごすようにしています。

もともと音楽が好きで、幼い頃から大学入学するまでチェロを習っていました。大学でもアカペラサークルに入って音楽活動をしていたのですが、弁護士になってからは音楽に触れる機会がなくなってしまいました。

いつかまた音楽に関わることができたらいいと思いますが、いまは子どもが可愛くてしかたないので、子どもと過ごすことが趣味ですね。

今後の展望についてお聞かせください

人生のエンディングに向かわれていく方、あるいはそれを支えるご家族にまつわる法律問題に携わることが多く、そうした方々のために働けることがやりがいでもあるので、今後も相続や成年後見を中心に取り組んでいきたいと考えています。

最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。

誰にも相談できずに一人で悩みを抱えていると、孤独や不安に苛まれると思います。「こんなこと相談しても平気なのかな?」と思われるような悩みでも結構ですので、気軽にご相談ください。

相談したからといって、弁護士に依頼しなければいけないということはありません。中には、弁護士からのアドバイスだけで解決するような問題もあります。

一人で悩みを抱え続けることは事態を悪化させるだけでなく、健康的にも良くないことですから、「まずは相談」と思って、早めにご相談ください。

インタビュー・小野宙